古いデジカメで大容量コンパクトフラッシュを使う
Sanyo DSC-MZ3という古いデジカメを未だに使っている。
動画を長く取りたくてコンパクトフラッシュを探していたら、
8GBだけがなぜか2080円と格安だったのでポチっとしてみた。
Transcend 8GB CF CARD (133X、 TYPE I ) TS8GCF133
- 出版社/メーカー: トランセンド・ジャパン
- 発売日: 2007/10/17
- メディア: Personal Computers
- 購入: 13人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
カメラに入れてフォーマットするとなんと
システムエラー
カメラでシステムエラーって。。。
調査の結果、カメラが使うファイルシステムがFAT16というのが原因だった。
FAT16だと、ファイルは2GB、ディスクは4GBがMAXなので、
CFがでかすぎでフォーマット時にエラーが発生するようだ。
FAT16の壁なんてすっかり忘れてたわ。。。
しかし2GBとか4GBのCFのほうが高いし、買い直すのもしゃくなので
なんとか使いたい一心で手持ちのLinuxZaurusに差し込んで、fdiskしてみた。
2GB未満のパーティション作って、残りを未使用領域にしとけばいけるんじゃね?
と思ってやってみたらあっさりうまくいった。
やりかた
CFのアンマウント
# umount -f /dev/hda
とりあえずCFはアンマウント
他で使ってないのにアンマウントに失敗したりしたが、-fオプションを付けると成功した。
dfコマンドで表示されていなければOK
既存領域の削除
fdiskを起動して、dコマンドで元の領域を削除する。
# fdisk /dev/hda
新規領域の作成
nコマンドで新しいパーティションを2GB以下で割り当て。
FAT16でフォーマット
# mkfs.vfat -F 16 /dev/hda1
おしまい
FAT16を使う古いカメラとかでも、大容量コンパクトフラッシュは
2GBまでなら使えなくもない、というはなしでした。
追記
http://bbs.kakaku.com/bbs/Main.asp?SortID=2808563
によると、
という条件を満たしていると最大4GBまで使用できる。
実際やってみたらできたが、運用がめんどくさいので2GBでがまんしよう。。。