古いデジカメで大容量コンパクトフラッシュを使う

Sanyo DSC-MZ3という古いデジカメを未だに使っている。

動画を長く取りたくてコンパクトフラッシュを探していたら、
8GBだけがなぜか2080円と格安だったのでポチっとしてみた。

Transcend 8GB CF CARD (133X、 TYPE I ) TS8GCF133

Transcend 8GB CF CARD (133X、 TYPE I ) TS8GCF133

カメラに入れてフォーマットするとなんと
システムエラー

カメラでシステムエラーって。。。


調査の結果、カメラが使うファイルシステムFAT16というのが原因だった。
FAT16だと、ファイルは2GB、ディスクは4GBがMAXなので、
CFがでかすぎでフォーマット時にエラーが発生するようだ。
FAT16の壁なんてすっかり忘れてたわ。。。


しかし2GBとか4GBのCFのほうが高いし、買い直すのもしゃくなので
なんとか使いたい一心で手持ちのLinuxZaurusに差し込んで、fdiskしてみた。
2GB未満のパーティション作って、残りを未使用領域にしとけばいけるんじゃね?
と思ってやってみたらあっさりうまくいった。

やりかた

CFのアンマウント
 # umount -f /dev/hda

とりあえずCFはアンマウント
他で使ってないのにアンマウントに失敗したりしたが、-fオプションを付けると成功した。
dfコマンドで表示されていなければOK

既存領域の削除

fdiskを起動して、dコマンドで元の領域を削除する。

 # fdisk /dev/hda
新規領域の作成

nコマンドで新しいパーティションを2GB以下で割り当て。

ファイルシステムFAT16に設定

デフォルトだとファイルシステムFAT16になってないので、
tでファイルシステムを変更する。

FAT16でフォーマット
# mkfs.vfat -F 16 /dev/hda1

おしまい

FAT16を使う古いカメラとかでも、大容量コンパクトフラッシュ
2GBまでなら使えなくもない、というはなしでした。

追記

http://bbs.kakaku.com/bbs/Main.asp?SortID=2808563
によると、

という条件を満たしていると最大4GBまで使用できる。

実際やってみたらできたが、運用がめんどくさいので2GBでがまんしよう。。。