Emacsを使っても左手が痛くならない方法

Emacsと小指

ぼくは熱心なEmacs使いではないけど、最初の仕事でEmacsを使わされたので、
それから割とずっとEmacsを使っていて、一応一番好きなエディタはEmacsになる。


Emacsと言えば、オカマの如く左手小指を立ててCtrlキーをタイプする
イメージがあるかもしれない。
実際、左手が痛くなるという話は、ぼくもよく聞く。

こないだずっと emacs を使ってたら、左の中指と薬指が痛くなって、このまま300年も使いっぱなしだったら、俺の指は千切れてしまうのだろうなーって思った。

Emacsを使っていると、Ctrlを押しながらうんぬんというのがとても多い。だから指が疲れてしまうという話をよく聞く。俺は10年以上使っているのだが、幸い今のところ指が疲れるということはない。というか、逆に左手小指が異常に鍛えられている気すらする。


でも、ぼくはEmacsで左手が痛くなったことは無い。
これはCtrlの押し方に理由があると思う。

やりかた

やりかたはかんたん。左手小指付け根のちょいしたらへんでCtrlキーをおすのだ。


で、そのまま左手の各指は寝かせてホームポジションに配置する。

指の付け根の間接をぐっと反らせるのがコツっちゃあコツ。


これだと、小指を立てないので左手は痛くならない(ぼくの場合)。
ぼくも一応これで10年やってる。

ちなみに写真みたいな、ストロークの浅いパンタグラフのキーボードだと
ちょっとやりにくい。

メリット

左手が痛くならないほか、小指がCtrlキーにとられないので、
Ctrlキーを押さないときのポジションが使えるのが良い。


まあ、キーバインドなんか好きなように変えても構わないんだけど、
俺様カスタマイズも度が過ぎると他の環境でストレスがたまったり
不便なこともあるので、なるだけデフォルト設定を使うようにしている。

で、実際どうなん?

ぼくは、自分以外にこのやり方をやってる人に会ったことは無い。
何人かの人に教えて試してみてもらったことがあるが、
指の間接が反らない人にはつらいみたいだった。


でも、間接がやわらかい人や、ピアノやクラシックギターをやったことがある人なら、
きっとうまくできるんじゃないかなーと思う。


指開く系の楽器をやってた人なら試してみてはどうだろうか??