FreeMindで作ったマインドマップをプレゼンテーション資料へ(Windows+Jythonでmm2s5)

Windowsでやってみよう

前回FreeMindからプレゼンテーション資料を生成するmm2s5
紹介しました(サンプルはこちら。


会社とか他のマシンでもmm2s5を使いたくなったので、
Windowsにもインストールしてみました。

Python(Jython)

なんとなく、Jythonにしてみました。
http://www.jython.org/downloads.html
からjython_installer-2.5.1.jarをダウンロード。


ダブルクリックするか、コマンドプロンプトから起動する。

java -jar jython_installer-2.5.1.jar

GUIインストーラが起動するので、テキトーにインストール

環境変数

しました。

elementtree

依存ライブラリとして、elementtreeというライブラリが必要です。
が、Python2.5以降では組み込まれているとのことです。
ただし、パッケージ名elementtreeをxml.etreeに置き換えないと動かなかったので、
やっぱり入れることにしました。


http://effbot.org/downloads/#elementtree
から
elementtree-1.2.6-20050316.tar.gz
をダウンロード

解凍して、インストールします。

>jython setup.py install

mm2s5

http://code.google.com/p/mm2s5/downloads/list
からダウンロードします。
今回は、mm2s5-0.2.0.zipをダウンロードしました。

解凍して、インストールします。

>jython setup.py install

BATファイル作成

%JYTHON_HOME%\binの下に、mm2s5というpythonスクリプトができているのですが、
このままでは起動できないので、同じフォルダに
mm2s5.batファイルを作りました。

@echo off
%~dp0jython.bat %~dp0mm2s5 %1 %2

%~dp0の意味についてはこちら

動作確認

こんなかんじで実行されます。

R:\temp>mm2s5
Usage: mm2s5 <mmfile> [<htmloutput>]
Create a FreeMind (.mm) document (see http://freemind.sourceforge.net/wiki/index
.php/Main_Page)
the main node will be the title page and the lower nodes will be pages.



R:\temp>

使い方

htmlファイル生成

コマンドプロンプトからコマンドを実行します。

> mm2s5 yourfreemindfile.mm

すると、同名のhtmlファイルができます。

スタイルシートの適用

このままだと、たんなる箇条書きなので、CSSを読み込ませます。
解凍したmm2s5の中に、doc/uiというディレクトリがあるので、
htmlファイルと同じディレクトリにコピーします。


これで、プレゼン資料として使用できます。

サンプルはこちら。